CASE STUDY

断熱塗装で省エネ対策 屋根で暑さをくい止めて冷房効率UP! 

掛川市にある物流会社様、倉庫折板屋根の遮断熱塗料での塗替え工事をご紹介します。

かねてより塗装の劣化に伴い、倉庫屋根の塗替え工事をご検討していたお客様です。

夏場の熱さ対策と、雨漏り対策を考慮し、遮断熱塗装をご提案し、採用していただきました。遮断熱塗装に期待できる1番の効果としては、「外気の熱を内部に伝えにくくし、省エネに効果がある」ということです。

また、厚みのある塗装を行うため、小さな穴などを埋める効果や、雨音の軽減にも期待出来ます。

屋根の全体面積は約2200㎡で、工期は約5週間でした。

施工時期:4月~5月
 

施工前

施工作業

日射を一番効果的に反射する白色を使用しました。しかし、年数が経ち表面が汚れてくると、反射の効果が減ってしまいます。

対策として、最後にクリヤー塗装を行い、長期に効果を発揮するようにしています。
今回のように屋根のみの塗装工事の場合、安全に作業を行うため落下と塗料飛散の対策が必要です。そのため屋根の全周にパイプを固定し、ネットを取り付けました。

塗料が飛散することでのリスクがない場合は、落下対策のロープのみをつける場合もあります。

施工後

良い天気だと光の反射がすごく、目を開けることも難しいです。

屋根表面塗装前は熱くて触ることが出来ませんでしたが、塗装後は触っても手を離す必要はありません。効果があることを実際に体感できます。


*今回の塗装仕様です。
 
下塗り サーモアイプライマー(日本ペイント)2液弱溶剤エポキシ樹脂高日射反射率(遮熱)さび止め塗料
中塗り×2回 キルコ 遮断熱(シンマテリアルワン)水性特殊配合樹脂アクリルエマルション
上塗り・クリヤー キルコ 遮断熱(シンマテリアルワン)水性特殊配合アクリルシリコン

お客様の声

部屋の暑さが軽減された。塗り替えが必要な時期だったので普通に塗装を考えていたが、せっかくなので提案してもらった断熱を選ばせてもらった。効果を実感できるので断熱塗料を選んでよかった。
昨今、カーボンニュートラルやSDGsといった環境に配慮することが重要だという認識が強まっています。建物への塗装で環境に貢献できることは多くはないですが、今回の事例のような断熱塗料で金属屋根を塗装することで、冷暖房効率を良くし、建物内部の環境改善に期待できます。

塗料の性能や特性は多種多様です。もしかしたら今困っていることは塗装で解決することが出来るかもしれません。

ぜひお気軽にご相談ください。