CASE STUDY
静電気帯電防止床塗装 床塗装で静電気放電によるスパークからの火災・爆発の危険を未然に防止します。

弊社グループ会社(株)エヌエーの新工場新築工事にて、帯電防止床塗装を施工しましたのでご紹介します。
静電気が原因となるトラブルは、エレクトロニクス産業や化学工場をはじめさまざまな分野で問題になっています。エレクトロニクス産業では汚染や静電破壊、誤動作、最悪の場合ではスパークによる火災や爆発の危険性もあります。また印刷工場では紙の巻き込み等のトラブルも発生しています。
帯電防止床塗装なら、これらの半導体組立工場・製薬工場・危険物取扱所・印刷工場・プラスチック成型工場・コンピュータールーム・クリーンルーム等での静電気トラブルを未然に防止することが可能です。
静電気が原因となるトラブルは、エレクトロニクス産業や化学工場をはじめさまざまな分野で問題になっています。エレクトロニクス産業では汚染や静電破壊、誤動作、最悪の場合ではスパークによる火災や爆発の危険性もあります。また印刷工場では紙の巻き込み等のトラブルも発生しています。
帯電防止床塗装なら、これらの半導体組立工場・製薬工場・危険物取扱所・印刷工場・プラスチック成型工場・コンピュータールーム・クリーンルーム等での静電気トラブルを未然に防止することが可能です。
下地作りとアース設置
今回施工した仕様は日本特殊塗料のユータッククリーンE厚膜SD-1工法(膜厚2mm)です。
まずは下地処理後プライマーを塗布し、エポキシ樹脂塗料を金鏝で流して平滑な下地をつくります。
まずは下地処理後プライマーを塗布し、エポキシ樹脂塗料を金鏝で流して平滑な下地をつくります。


次に帯電防止仕様では9mを超えない範囲の各所にアースを設置する必要があります。
鉄柱にアースをとる方法もありますが、今回は土間コンクリートにメカニカルアンカーを打ち込む工法としました。
鉄柱にアースをとる方法もありますが、今回は土間コンクリートにメカニカルアンカーを打ち込む工法としました。




導電プライマーの塗装
アース設置後に全体に黒色の導電プライマーを塗装します。
導電プライマー後の表面抵抗値を測定し、全ての測定箇所にて1×105Ω以下であることを確認します。
導電プライマー後の表面抵抗値を測定し、全ての測定箇所にて1×105Ω以下であることを確認します。



上塗の塗装
最後に上塗のユータッククリーンE厚膜を金鏝で1.2kg/㎡の塗布量で塗装します。
上塗硬化後の表面抵抗・漏洩抵抗が全ての測定箇所にて104Ω~108Ω以内であることを確認します。
上塗硬化後の表面抵抗・漏洩抵抗が全ての測定箇所にて104Ω~108Ω以内であることを確認します。



完成
全ての箇所にて合格値となりました。測定結果の報告書も作成しました。
繋ぎ目のないシームレスで高耐久な帯電防止エポキシ樹脂床塗装の完成です。
繋ぎ目のないシームレスで高耐久な帯電防止エポキシ樹脂床塗装の完成です。



その他の塗装
今回は床塗装以外にも鉄骨・鉄扉・階段等の塗装、2階搬入口やEVピットなどの防水も行いました。



ウチゲンではお客様の用途に合わせた様々な塗装仕様のご提案が可能です。
是非お気軽にご相談下さい。
是非お気軽にご相談下さい。