施工事例|工場向け塗装工事

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U社様 開発棟外部改修工事

2020.03.24

U社様建屋の外部改修工事を行わせていただきました。今回の施工内容は主にシーリングの打替えと
外壁等の塗装です。
改修工事を検討されたきっかけは雨漏りでした。外壁の基材が押出成形セメント板で、目地やサッシ廻り
のシーリングが破断すると雨漏りが発生しやすい構造でした。
さらに外壁は雨垂れ汚染も多く、基材の保護と美観の回復が必要なため全面塗装を行いました。

【施工前】

s-051-補正・切り抜き.jpg

施工前右.JPG

【シーリング施工前】

シーリング施工前.JPG

【シーリング施工状況】

シーリング施工状況.JPG

シーリングが破断しています。構造上、シーリングが破断すると雨漏りに直結します。シーリングの厚み
を確保するため、既存のシーリングは撤去します。塗装にハイグレード仕様を採用いただいたため、シー
リング材も同様に高耐久、高耐候の材料を使用しました。またシーリングの色は外壁色と近い色の材料
を使用することも重要です。

【施工後】

s-施工後全体.jpg

施工後拡大.JPG

*今回使用した材料等をご紹介します
シーリング・・・超高耐久超高耐候1液ポリウレタン系シーリング「オートンイクシード」(オート化学工業)
下塗り・・・2液弱溶剤浸透造膜エポキシ樹脂シーラー 「ファイン浸透造膜シーラー」(日本ペイント)
中塗り、上塗り・・・超高耐候2液弱溶剤ラジカル制御型無機塗料 「UGプレミアムセラ」(ウチゲンオリジ
           ナル塗料)
防汚コーティング・・・無機系超低汚染コーティング剤 「ニッペクリスタコート」(日本ペイント)

壁からの雨漏り防止の為、高耐久高耐候シーリングにより打替えを行い、上塗りに無機系を塗装すること
で紫外線から外壁を守り、さらにクリスタコートの超低汚染性により表面に汚れが付着しても水の力で洗い
流す効果を持たせています。現状では最上級の仕様です。


事務所や工場建屋、物流倉庫などは予算の面から高仕様は採用されないことが多くなっております。
しかし、住宅同様に高耐候仕様にすることで、工事の回数を減らすことができるため、ランニングコスト
を減らすとともに、工事施工による近隣への迷惑やご担当者様のご負担も減らすことができます。
面積が大きくなるので通常は材料費の負担も大きくなるところですが、塗料総合商社としての当社の
強みを活かして、最上級仕様もお値打ちに施工いたします。
是非ご相談くださいませ。

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Y社様工場床 AGV磨耗対策塗装工事

2013.03.26

 Y社様の工場でAGV(無人搬送車)通路床の車輪部分が磨耗して困っていると相談を受け、『水性硬質ウレタン』の塗り床材を提案し施工した事例をご紹介します。

画像を見るとAGVの車輪が繰り返し通る部分だけが極端に磨耗しているのが分かると思います。
現状塗膜はエポキシ樹脂で膜厚は2mm程度、その上に従業員の方にて中膜タイプのエポキシ樹脂塗料で定期的に補修塗りをしていました。
床が磨耗してしまうとAGVの車輪が滑って予定通りの位置で停止出来なく、自動での切り返し時や連結時などにおいて不具合が起きてしまうとの事でした。

お客様の要望としては、
 ①耐磨耗性が極めて高いこと
 ②重量物に耐えられること
 ③滑りにくいこと
でした。

そこで今回提案したのが『水性硬質ウレタン』の塗り床材です。

通常は工場の塗り床で強度が求められる場合は『エポキシ樹脂モルタル』などが定番ですが、それでも繰り返しAGVが通過する部分のトップコートは磨耗してしまいます。
『水性硬質ウレタン』は耐摩耗性や耐衝撃性が極めて高い塗り床材です。平滑な仕上の『ペースト工法』と、適度な防滑性の『モルタル工法』があり、どちらも耐摩耗性や耐衝撃性は高いのですが、今回はより耐摩耗性に優れ防滑性もある『モルタル工法』を提案しました。
『水性硬質ウレタン』といえば、施工中の臭気が無く耐熱性にも優れている為に、厨房や食品工場で採用されることが圧倒的に多いのですが、意外にもこのようなAVGなどの自動搬送車の床にも適しているのです。

では、施工方法をご説明します。
まずは外周の端部、設備の架台などの役物廻り、さらに等間隔の目地のカッター入れを行います。
密着力の強化と反り防止が目的です。

続いて旧塗膜の撤去です。水性硬質ウレタンを施工する場合は、旧塗膜の撤去が原則です。
狭くてハツリ機が入らない箇所は完全撤去が厳しいと思ったのですが、手工具も使い綺麗に撤去できました。

画像はカッターを入れた箇所の拡大図です。
外周は深めに溝を入れました。

続いて骨材を混ぜた水性硬質ウレタン塗料を金コテで塗り広げていきます。
今回は1㎡あたり12㎏の塗布量としました。この場合膜厚は6mm程度になります。
モルタル工法の場合はプライマー無しで直接塗っていきます。
動画を見ていただくとかなりバサバサしていて塗りにくい材料なのが分かると思います。

金コテで目的の厚みになるよう材料を広げ、再度金コテで押さえた後、最後にローラーで整えることによって色ムラ・コテムラ・骨材ムラを軽減することができます。

完成です。塗装直後なのでまだ若干光っていますが、硬化が進むと落ち着いたツヤ消になります。モルタル工法は1日で施工できるのも特徴です。今回は画像の場所以外にも磨耗が酷いエリアを同時に塗装させていただきました。

拡大画像です。
モルタル工法の場合はセラミックの骨材が大きいので、ザラザラした防滑性のある仕上がりです。

AGV通路の床塗料の剥離や摩耗でお悩みの方は、是非一度弊社までお問い合わせください。
現場の状況を拝見しご要望をお聞きしたうえで、最適な施工仕様を提案いたします。

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廃水処理設備改修施工事例

2011.11.09

1. タンク及び付帯配管塗装
下塗り塗料 : ハイポン20ファインHBが採用されました。
上塗り塗料 : ハイポンダブルガードUが採用されました。

2. 配管塗装及び手摺塗装

ハイポンダブルガードU(下・上兼用塗料)が採用されました。

3. 階段塗装

下塗り塗料 : ハイポン20ファインHBが採用されました。
上塗り塗料 : ハイポンダブルガードUが採用されました。
滑り止め塗料にビッグフットHDPが採用されました。

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工場・事務所改修施工事例

2011.11.09

1. 鋼板屋根遮熱塗装

下塗り塗料 : サーモアイプライマーが採用されました。
上塗り塗料 : サーモアイ4F(ホワイト)が採用されました。

2. 事務所外壁塗装

下塗り塗料 : ファイン浸透シーラーが採用されました。
上塗り塗料 : ファインシリコンフレッシュが採用されました。

3. 工場建屋内床面塗装

帯電防止用エポキシ厚膜塗装が採用されました。

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